詩をどのように読むか 言葉をつないだだけではない伝わらない奥深い世界がそこに

2019年6月5日

Life Log つぶやき

オリジナル曲を作るんで「歌詞」も作るわけです。厳密には「詩」とは違うけど、「歌詞」も同じように言葉にその思いを込めるわけ。だからこそ、この作詞という工程が僕は一番時間がかかるんよね。ただ作者の思いと違う意味にとられる事もある。

Tumblr Note
女子高生が「南こうせつの亭主関白って曲やばくない?あんなん歌われたら南こうせつ殺すわ笑」って言っててさだまさしのとばっちりで殺される南こうせつ可哀想すぎるなって思いました。
これ見て笑いがとまらんかったけど、こういう事です(^^)。「詩」には作る側の思いだけでなく受け取る側の感情が加わり、作る側のものだけじゃなくなるわけね。

さらにTumblrではこんな言葉も

Tumblr Note
「詩とは、翻訳で失われる何かである」(詩人ロバート・フロスト)
なるほどぉ~。言葉を忠実に翻訳するだけでは、詩人の意図や思いを理解する事にはならないし、受け取る側の解釈も翻訳では無理やもんね。いくら技術が発達してもこの部分は人工知能(AI)が処理できない部分じゃないかな。

では「詩」をどう翻訳するのか?


これは有名な話がありますね。『I Love You』を明治の文豪夏目漱石は

『月が綺麗ですね』

と翻訳したという話。時代背景もあるし、場面設定によるけど、確かに『私はあなたを愛しています』よりも伝わる場面ってあるんじゃないかなって思っちゃう。

ちなみに

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こんな本もあるそうな。文豪がそれぞれの「I Love You」をどのように訳しているのかが書いている本らしいです。例えばこんな感じ。
あなた様なしには私の今後の芸術は成り立ちませぬもしあなた様と芸術とが両立しなければ、私は喜んで芸術を捨ててしまいます(谷崎潤一郎)
 君を夏の日にたとえようか。いや、君の方がずっと美しく、おだやかだ。(ウィリアム・シェイクスピア)
...いや文豪。さすがの表現やけど、僕の感性ではないですわ(^_^;)。 「I Love You」を翻訳するとしたら、愛している方に対して愛おしく感じた瞬間に話しかけたい言葉じゃないかと思うわけね。そう考えれば、漱石の翻訳は素晴らしいと思うけど、他のお二方は僕にはちょっとリキが入り過ぎているような気がする(^_^;)。

でも、漱石以上に「I Love You」の翻訳史(?)において、これほどストーレートでピッタリとする翻訳はこれじゃないかな。


「愛と誠」の岩清水弘の名翻訳。

『早乙女愛よ、岩清水弘はきみのためなら死ねる!』

これでしょうね(^^)。

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